ARIA’s Blog

テーマ [『ARIA The ANIMATION』 感想 ] の記事一覧 



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師走の暮れ、アニメも終焉を迎えて。

今年ももう残すところ今日であと2日(というか、もうあと数時間で大晦日なので実質あと1日)という事で、今週は年末に合わせてアニメもたくさん最終回を迎えていましたね。

最後ですし、たまにはアニメの感想も書いて置かないと、ジャンルをアニメでエントリーしているブログとしての意義が分からなくなりそうでもありますのでww 作品によってはひと言ですが(爆)少しばかり総括な部分での感想を書いてみようかと思います\(^o^)


・『ARIA The ANIMATION』第13話(最終回)「その まっしろな朝を・・・」 感想

うーん・・・
原作の“アウグーリオ・ボナーノ”という話とは全くもってかけ離れてしまったのが、私個人としてはすごく残念でなりません(T_T)
個人史上、“アウグーリオ・ボナーノ”は原作で1番好きな話だっただけに、この話には正直拍子抜けしてしまった感じがあります(^_^;)

OPを見ていたら脚本が藤咲あゆな先生の回だったので、これは絶対安心して見られそうだなぁと思っていたのですがね。
今まで藤咲先生が関わっていた回は鉄板でしたし、原作版ドラマCDですでに、この話をアニメ1話分に少しだけ足りない程度の結構な長さで描いた事のある藤咲先生なら、絶対文句は無い出来になるだろうと思ったのですが・・・(-_-;)

残念ながら個人的に今回は微妙でした。
オリジナル展開にこだわった意味が全く理解できませんでしたし、原作の良い部分が端折られてしまうか、キャラクター設定の改変の為に(あまり良くない)違う形になってしまっていたと思うので、やはり良い印象が抱けませんでした。

アニメの全体的な部分に関して言えば、アニメのスタッフさんによって変わってしまっているキャラクターの設定がどうにも浮いて見えてしまうと言いますか、特に今回に限って言えば、当然原作とも違っていますし、アニメで基本となっているキャラクター設定とも違って見えてしまった気がするのですよね。
キャラクター(性格)に一貫性が無いように感じてしまったとでも言えば良いのでしょうか。(特にアイちゃんとか)
・・・って言うかアイちゃんが普通に個人的にドツボの幼女萌えキャラにしか見えませんでしたorz


ここら辺で少し、「ARIA」のアニメについて総括的に感じた事を書かせて頂こうかと思います。

正直、アイちゃんにしてもそうですが、アニメオリジナル部分に固執しすぎた事が、このアニメが原作ファンにあまり絶賛される事にはならなかった原因なのではないかなぁと思います。

実際問題11話が好評なのは、(当然アニメファン的には作画が良かったとか、演出が良かったという事もありますが)原作屈指の素晴らしい話という土台があって、アニメだからこそできる音楽や構図(カット)のアレンジが、原作をある意味上回る事ができた回だったからだと思うのです。

この前の12話も良い話だとは思いましたが、「ARIA」らしい話かといわれると個人的に正直疑問を感じてしまいました。
どうもSF的な部分にスポットを当てすぎている気がしてしまって、「ARIA」本来の魅力であると思われるヒーリング系の物語としてみると、少し弱かった気がします。

結局、「ARIA」のどこの部分を好きになるのかという各々の個人で違うのが当たり前な部分に関わる問題になってしまうのですが;私個人としてはもし「ARIA」のどういう話が好きなのか?と問うた時に、答える内容が「日々の生活の中にひっそりと隠されている幸せや喜びみたいなものを感じさせてくれる話」になるのです。

個人的にアニメの「ARIA」は、原作の数多くあるそういう話が圧倒的にアニメになる事が無く終わってしまった気がしますので、相対的に自分の評価が下がる原因となってしまったのではないかなと感じています。

原作信者の独り言を言わせて頂けば、アニメオリジナル(4&12話)とアリア社長話(8話)を合わせて、+今回の話(13話)の様に原作の話(今回の場合“アウグーリオ・ボナーノ”)とは少し違うオリジナルが中心となった話を合わせて数えると、全体の3分の1にもなるのは少しやり過ぎだったのではないかな?とも思いました。


さて13話の話に戻ってw ひとまず言える事は、私個人としては同じ脚本家さんがお書きになられた同じ話であるアニメとドラマCDを比較すると、今回のアニメ版の“アウグーリオ・ボナーノ”よりはドラマCD版のそれの方が圧倒的に好きだと言う事ですね。
無論、原作でのこの話は「ARIA」という作品の中では1番好きなので、「原作が1番良い!」という思いはどうしても否定できませんが(汗)

・・・正直、アニメからこの作品をお知りになって下さった方でまだ原作をお読みになられておられない御方には、ぜひ読んで頂きたいという思いは大きいです。

「一粒で2度おいしい!」というだけでも、お勧めさせて頂く理由にはならないかなぁ・・・と思います(笑)

2期製作が正式に決定・発表されていますが、正直に申しまして今回の形と全く同じようなものになるのであれば、あまりやる意義が無いのではないか?という気は致します。

原作ファンにもアニメファンにおいても、両方のファンが納得できる作り方(例えば今回の11話みたいな話を増やすとか)をもう少しだけ考えてみるのも、もっと良い方向になるために必要なのではないでしょうか?という思いが、原作の熱狂的ファンである私個人としての現状での偽らざる気持ちです。
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More ?     2005/12/30   『ARIA The ANIMATION』 感想     7TB 0   7Com 2  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第11話 「その オレンジの日々を…」 感想

もうすっかり冬になり、寒いのが苦手な私には辛い時期となりましたが、そんな時には「ARIA」のアニメを見て心から温めていきたいと思います。
その「ARIA The ANIMATION」も今回で遂に11話。
残す所あとわずか2回となってしまいました(T_T)

さて11話ですが、原作「ARIA」6巻“オレンジな日々”をベースに、ほぼ完全に原作に忠実なストーリー構成となったようです。

さて、ではいつも通り全体の結論から書かせて頂く事にします。

・・・素晴らしいです。

私の中で、今回ほど「このアニメを見ていて良かったなぁ」と思った事はないです。
アニメの「ARIA」史上、最高回となった事を疑う余地もありません。

あまりの完成度の高さに、思わず3回見てしまいました(笑)
本当に、感無量です。

では、いつも通り細かい所を見ていきつつ、大雑把なあらすじと共に感想を書かせて頂きたいと思います。


Aパートの始まりはもうすっかりお馴染みとなった、仲良し見習い3人組の練習風景からスタートします。
もうすっかりと景色は冬色に染まり、寒がりの灯里には辛い時期になっているようです。
「こんな日はきっとまた、あの銀色の天使達が…」
という灯里のセリフと共にOPに入り、辺りには雪が舞ってきます。

と、ここで注目したいのは、いつもの「ARIA」の世界の雰囲気づくりにおいて重要な役割を果たしているとも言える、どこまでも青く澄み渡った空と、透明に輝く透き通った海との描写が今回は無い事です。
灯里のセリフにもありますが、空は鉛色に重く曇り、海の水にもいつもの輝きがありません。
「ARIA」という作品の中の町、ネオ・ヴェネツィアにおいてはかなり珍しい風景であると思います。
今までのアニメの中では季節の移ろいと共にストーリが進行してきたため、雨が降ったのも2話の時くらいなのではなかったでしょうか。

この始まりの部分で、「少し違った季節に入りましたよ」という事を伝えてくれているので、私としては物語にすんなりと入り込む事ができた気がします。
「ARIA」の魅力のひとつでもある四季(季節感)の描写、雰囲気・空気感の表現という点についても、今回は良くできているなぁという事が最初の部分で伝わってきて嬉しかったです(^_^)

OP前の灯里のセリフ、“銀色の天使”は天野先生らしい比喩ですが、アニメでこの表現を使用するに当たって、OP曲の少し前にセリフを言わせてから、曲を流すと同時に雪を舞わせるという素敵な演出をした事により、私には冬という季節が持つ一種幻想的な風景が強調されて見えたような気がしました。
見事な演出だったと思います。


アリアカンパニーに戻った一行は、晃さんとアテナさんが来ている事に驚きます。
アリシアさんも含めて珍しく3人揃っての休暇だったため、久し振りに会って話でもしようという事になったそうです。
アリシアさんが皆に特製生クリーム乗せココアを作ってくれることになり、練習で疲れた体を癒すために、気配り上手なアテナさんに席に座ることを勧められた藍華・アリスも、とりあえずはゆっくりと腰を落ち着ける事にします。
先輩達の話を聞いていると、集まる事を提案して音頭を取ったのは晃さんだったようです。

とりあえずは原作との相違点について触れておきたいと思いますが、原作ではこの場面に晃さんは登場しません。
しかし、これは本当に素晴らしい改変部分だったと思います。
3大妖精全員が休暇で集まる事に多少疑問の声が上がるかもしれませんが、冬のネオ・ヴェネツィアはおそらく相当観光客が少ない事と思われますので、ある意味この時期だからこそできた特別素敵な出来事なのだと解釈する事ができます。
ま、アニメですしね(笑)

で原作とは違うのですが、私としては晃さんが加わった事によって、しっかりとキャラクターの特性を引き出せている点にも注目してみたいと思います。
晃さん自身のセリフにもありましたが、彼女がいないと他の2人(アリシアさんとアテナさん)だけではイベントが始まらないというのは、とても分かりやすく特徴が出ていると思います。
簡単に言えば晃さんは3大妖精のまとめ役なんですよね。
この話に彼女を加えた事で、今までのアニメ版ではどこか怖い部分が強く出てしまっていて、他人思いで優しく面倒見の良い素敵な部分が隠れてしまっていた印象があった、晃さんの魅力というものが最高に表れていたと思います。
晃さんは結構好きなので、私としてもとても嬉しかったです。

アリスとアテナさんの原作には無いセリフのやりとりである、
「アテナ先輩、自分の家みたいですね」
「え、何か変だった?」
「別にいいんですけど」
というのも良かったですね。
アテナさんにとって皆がいるこの場所は、自分の家みたいに穏やかにくつろいでいられる所なのでしょう。
彼女の仲間への想い、友達といられる事の喜びが伝わってくる素敵なやり取りだったと思います。
細かいセリフの追加ではありますが、私はこの描写でアテナさんの素敵な魅力がよりいっそう輝いて見えた気がします。


「いつも3人で一緒に練習しているの?」と尋ねるアテナさんに見習い3人はひょっとして叱られるのかと思いますが、当然そんな事はなく、先輩達もいつも3人で練習していたという事を教えてもらいます。

アテナさんのカタカタ笑いが原作通りあって笑えましたww
それを沈める役回りが原作通りのアリシアさんではなく、晃さんになっていましたが、こういう事は晃さんがやった方がシックリ来る気がしますw
この場面でも晃さんが追加された事による個人的プラスの評価ができているので、晃さんを出した事は私としては良い事尽くめだったという気が致します。


昔、先輩達が自分達のように3人で練習していたという事を知った灯里達は、その頃の話をアリシアさん達に聞かせてもらうことにします。
アリシアさんがまだシングルだった頃、アリアカンパニーは今と同じく小規模経営だったため、アリシアさんには会社に同期の仲間がいませんでした。
それを知っていた晃さんは何かと理由をつけては、アリシアさんと合同練習をするために毎日顔を見せていたのでした。

晃さんとアリシアさんは2話で語られている通り幼馴染なので、恐らく晃さんはどこかホワァっとした感じのあるアリシアさんの事が心配で仕方が無かったのでしょう。
昔から姉御肌な晃さんですが、藍華も似たような感じの部分がありますね。
“3人娘のまとめ役”は姫屋の2人で引き継いでいるようです。


ある日、晃さんは噂でオレンジぷらねっとの自分達の同期生に、すごくレベルの高いシングル(半人前)がいる事を知ります。
プリマ(一人前)昇格も時間の問題という噂を聞いて、晃さんは自分の目標である次世代No.1の座について危惧しますが、そんな噂をアリシアさんに聞かせている時に、1人のウンディーネと出会います。
その人こそアテナさんなのですが、出会い頭にいきなりの衝突事故を起こし顔面から前のめりに倒れていたり、昔からドジっ子振りは顕在だったようです(^_^;)
アテナさんの着ている制服がオレンジぷらねっとのものだと気付いた晃さんは、彼女に聞けば噂のウンディーネについて何か情報を得る事ができるかもしれないと期待しますが、彼女のマイペース振りに振り惑わされるだけで、結局何も分かりませんでした。

ひょんなことから知り合った3人でしたが、元々縁があったのかそれからは仲良く3人で練習する事になります。
アリシアさんは昔から操舵技術に優れていたようですが、アテナさんは凄まじいドジを遺憾無く発揮するのでしたw

原作通り、ストロー袋のにょろにょろ遊びがあったのは楽しかったです。
原作以上にドジっ子属性全開なアテナさんですが、想像以上に酷かったです(笑)
少し大げさに描きすぎている気がしないでもありませんでしたが、これはこれで楽しかったですし、原作でのアテナさんのキャラクターを見てもこれ位でもおかしくは無いのでw 細かい事は言わない事にします^_^;

原作では見られない、アリシアさん達3人の通常の練習風景が見られた事は嬉しかったです。
操船術のアリシアさん、語り口の得手な晃さん、そして…なのですが、そこの部分を原作とは違い意図して伏せる事によって、短い原作のエピソードをアニメの1話分に持ち込ませた演出は素晴らしかったと思います。

そしてこの一連の場面で何よりも素晴らしかったのは、過去の話から一旦現在に戻って、皆が暖炉を囲んで穏やかな表情で話を聞いている描写を入れた事だと思います。
「ARIA」の持つ最大の魅力とも言える、温かく優しい、ゆったりとした時間を表現するのにこれ以上素敵な描写は無いとも言える位、本当に素晴らしい1コマだったと個人的には思います(^_^)

Aパートの総括に入らせて頂きます。
アリシアさん達3大妖精の過去話を中心に、原作通りに話が展開した訳ですが、アニメとしての味付けが見事でした。
原作にはいない晃さんを加えた事によってエピソードの幅が広がりましたし、3大妖精のキャラクター設定がとても活かされている話になっていたと思います。

他にも細かい所々で、「ARIA」と言う作品ならではの穏やかな時間・季節に移ろう美しい風景をしっかりと描写する事によって、作品の魅力を余す所無く伝える事ができていたと私は思います。

本当に、“見事”のひと言です。

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     171TB 0   171Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第10話 「その ほかほかな休日は…」 感想

師走に入り、私が住んでいる東京もすっかり冬めいて寒くなってきましたが、「ARIA」のアニメの中でも、季節は冬へと移ってきているようです。
さて、そんな冬の景色に彩られてきた「ARIA」第10話の感想に入らせて頂きたいと思います\(^o^)

※この記事を御覧になって下さっている皆様には、私が極度の原作ファンでアニメ版「ARIA」について、いつも辛口な意見を述べさせて頂いている事は御存知かと思われますが、(初見の方は過去の話の感想を御参考下さるとありがたいです;)今回もその様な感じの意見が入ったものになります。
毒舌に近いものですので、苦手な方はこの後の文を御覧になられない事を強く推奨致します。


さて、いつも通り結論から先に書かせて貰いたいと思います。
今回は全体的に見れば、アニメ版「ARIA」の中で屈指の好エピソードであった事は間違いないです(^_^)
私としてもとても良い話に思い、かなり満足させて頂いたのですが…
一部分においてだけは別でした。
で、今回は個人的にそこが致命的でした。(あくまでも私個人の意見です。)

原作信者の私としては、そこだけは今回の中で譲れない部分だったのですが、残念な事に今回の話に一番期待していて楽しみにさせてもらっていた部分が原作とは異なっていたので、どうしても少し評価が厳しくなってしまいました(-_-;)


さて、今回の話は原作での「ARIA」2巻“雪虫”と“桃源郷”を混合させて、多少オリジナルエピソードを追加した形での構成となりました。
…と言いたい所なのですが、最初に1つだけ苦言を呈させて頂きます。

“桃源郷”の部分は細かい所の変化なので、別に気になりませんでした。
むしろ、原作ではこの話の際にまだいないアリスを加えてのアニメでのエピソードとなったのに、殆ど違和感も無く話の中にアリスが溶け込んでいて、上手いなと感心させられましたし、素晴らしいと思いました(^_^)
細かい点についてはBパートの感想の方にて書かせて貰いますが、全体的に良かったと思います。

ですが、“雪虫”の方の原作との相違点については納得が行きません。
まぁ、元々私はこの話が原作の中でもかなり好きな方に入る話なので、もしかしたら変えられた事に対して敏感に思いすぎているだけなのかもしれませんが。

とにかく、後に該当部分にて詳しい事については書かせて頂きたいと思うのですが、ハッキリと申し上げまして、私個人の意見としては、アニメ10話に当たる今回の原作が“雪虫”である事には違いないとは思うのですが、アニメからこの作品を御覧になられた皆様に、そうは思って欲しくないです。

もちろん、私如きがとやかく言う事では無いのは百も承知ですし、少々過激な意見だという事も理解しています。
しかしながら、この記事を御覧になって下さった多くの皆様にお叱りを受けたとしても、それでも私の考えを述べさせて頂く場として、このブログに嘘は書きたくありません。
私がそう感じたというのはまぎれもない事実なので、今回はきつい言い方になってしまいましたが、御容赦下さいますとありがたいです。


ここからはそこら辺りの事も含めつつ、もちろん豊富にあった素晴らしい点についても詳しく、本編の感想を書かせて頂きたいと思います。

では、Aパートの大まかな内容と感想に移させて頂きます。

最初にも書かせて頂きましたが、ネオ・ヴェネツィアの季節はゆっくりと冬に向けて歩みを進めているようです。

朝起きたばかりの灯里が布団に包まりながら「起きるぞ~。」とやっている場面は面白かったです。
原作でも灯里は寒がりという設定ですし、上手く表現できていたのではないでしょうか。
この場面での窓に顔を押し付けるアリア社長は可愛いですね。
いつも社長テラウザスもうちょっと抑え気味で…と言っている自分ですが;ここの描写は好きでした。


そしていつも通り、見習い3人組の合同練習が行われる訳ですが、これは原作での“桃源郷”のシーンにオリジナル要素を付け加えた感じですね。
オリジナリティーな部分は、上記アリスの件もありますしね。

恐らくBパートで行われる“桃源郷”のメインストーリーへの布石として、ここで藍華とアリスの登場だったと思われるのですが、これは素晴らしいです。
キャラクターを使っての冬の描写というものが活きていますし、日々の練習風景をここで描いておくことで、Bパートでの休暇というストーリーの繋がりが生まれます。

アニメ版「ARIA」では話数が短い事もあって、特別な練習風景以外でゴンドラに乗ってくれる時間があまり多くは無い灯里達ですが、小さな所々でしっかりと日々の生活というものを(話によっては原作よりも長い時間)描いてくれるので、すごく魅了されます。
個人的には通常の生活風景というものを丁寧に描いてこそ、アニメの表現技法においては「ARIA」の“ゆったりと流れる普遍的な時間”という魅力が表せると思うので、こういう細かい場面でその良い部分が見られるという事は、本当に嬉しく思います(^_^)


場面は変わってアリシアさんはARIAカンパニーの暖炉の掃除中です。
冬に近付くネオ・ヴェネツィアの寒さは結構すごいみたいです。
東京の人間には想像ができません(爆)
しかし原作といい、暖炉という所が最高に素敵です。
ストーブとかじゃダメなのですよ。(何を力説している)


その暖炉に使うための薪を拾いにアリシアさんと林(?)に赴く灯里。
そこで今回の主役ともいえる雪虫に遭遇する事になります。

原作ではここで雪虫の本名と名前の由来が、アリシアさんの口から語られる事になるのですが、実際にいるのですこの虫。
学名をトドノネオオワタムシといって、北海道ではまさに“雪虫”と呼ばれ初雪の使者として親しまれているそうですが、天野先生は北海道出身なので恐らく親しみを込めて漫画に登場させたのでしょう。
一応、アニメでは語られなかったので補足させて頂きました。


買い物に出かけた灯里とアリシアさんですが、偶然にも暁さんと会います。
このエピソードも原作には無い部分なのですが、良かったとは思います。
ただ、話が一足飛びで語られてしまっているので、場面転換が唐突だったのは残念かな。

その後の暁さんの仕事であるサラマンダーの、実際の活動点についての説明があったのは素晴らしかったのですが、その後の温泉に行く理由になる所の過程が、個人的にはいまひとつかなぁ…。
どうやって“雪虫”と“桃源郷”を繋げるのかなぁと思っていたのですが、怪しいポスターを見ただけで、「じゃあ実際に温泉に行ってみる?」となるのは少しだけ(本当に少しだけですが;)強引かな~と。
原作での寒がってばかりの灯里の事を藍華が見かねて、話を持ちかけてからという形なら分かりやすかったのですが。
アニメでは藍華とアリスに事後承諾でしたしね^_^;


さてお次はとうとう、残念ながら今回個人的にダメだった箇所の1つ目に突入致します。
灯里が郵便屋さんと会うシーンなのですが、ここは原作を既読の方には少しだけ違和感があるかなと思われます。

第1に、郵便屋さんの「譲ちゃんの雪虫さんはおしゃれだな。」というセリフに、
灯里の答えが「今度温泉に行くんですよ。」というのがおかしいです。
普通に会話じゃないですね。
雪虫から温泉にはどう考えても結びつかないです。
せめて原作にもある「かわいいでしょ」の一文を利用すればおかしくなかったのになぁ。
少し残念です。

第2に、原作では郵便屋さんがこの場面において、冬が深まると雪虫との別れが近付くという事と、雪虫がいなくなると初雪が降るという事を説明します。
つまりはこの時点で、雪虫ともうすぐお別れしなくてはならないと灯里が知る事となるのです。
そして雪虫が初雪を連れてきてくれる素敵な存在だという事もここで知ります。

しかしこの事についてアニメでは、Bパート最後の最後にアリシアさんがひと言で説明するだけにとどまっています。
原作でのこの描写がアニメでは全てカットされてしまっているために、この話においての雪虫の存在価値というか、見ている方の思い入れがひどく物足りないものになってしまっているのです。

これは灯里の心理描写という点での重大な損失に感じますし、私の感想においての重要な部分での差です。
私の考えではここに説明を入れて、灯里の「そっか、いなくなっちゃうんだ…」のセリフを入れてくれなくては、“雪虫”という話が持つ刹那的で儚げな魅力が一切無くなってしまうのですよ(T_T)
ここだけは個人的に譲れない部分だったので、少し辛口になってしまいました(^_^;


その後のアリシアさんと灯里の暖炉前でのやり取りは見ていて和めて、本当に良かったです。
これは「ARIA」が持っている時間と空気の表現の素晴らしさが存分に溢れていましたね。
Aパートのしめにも相応しく、文句無しです。


Aパートのまとめに入らせて頂きますが、アニメの「ARIA」としては問題なく、素晴らしかったと思います。

いつもながらの美しい風景が、新たに冬の美しさを身に纏い洗練されて見えましたし、穏やかな時間の描写も、暁さんの登場場面で少しだけ唐突だった印象がありそこだけは厳しく思えましたが、他には特に問題は無かったと思います。

“雪虫”の改変部が個人的には残念ではありましたが、アニメの構成上この後に“桃源郷”の部が控えている事を思うと仕方が無いのかなぁとも思いますし。
ああ、だとするとやっぱり、できれば“雪虫”だけでやって欲しかったなぁ…。
15分2分割ができるのなら、この話でもやって欲しかったかもしれません(^_^;)

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     170TB 0   170Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第9話 「その 星のような妖精は…」 感想

そう、これ!
私は「ARIA」のアニメ版で、こういうものが見たかったんですよ!!


…のっけから大変失礼致しましたm(_ _)m
興奮のあまり、つい感情が先走ってしまいました(^^ゞ

では、アニメ「ARIA」の第9話の感想に入らせて頂く事にします\(^o^)

今回の9話の内容ですが、原作「ARIA」4巻 “伝説の大妖精”(グランドマザー)に沿って、ほとんど完璧に近い形で原作に忠実に作られている話となりました。

で、感想に入らせて頂く前に脚本に藤咲あゆなさんキター!
通りで、原作の雰囲気がいつも以上に表現されているはずですよ!

アニメしか御覧になられていない方のためにご説明させて頂きますと、今回の脚本を担当された藤咲さんは、アニメになる以前にマッグガーデンから出された、原作版「AQUA」&「ARIA」のドラマCDの脚本を手掛けられたお方です。

他にも、ものすごく前の話ですが;「ARIA」原作者・天野こずえ先生の作品、「浪漫倶楽部」の小説版をお書きになられていた事もあり、天野先生とは昔から大変縁のあるお方です。

まあ、他にも色々な作品に関わっていらっしゃるので、ご存知の方もいらっしゃる事でしょうし、正直なところ賛否の分かれる書き手さんだとは思いますが^_^;
私の個人的意見を述べさせて頂けば、藤崎先生の脚本は暴走した話を書かない限りは安心していられます(笑)
いや、決して悪く言っているつもりはありませんが、原作版ドラマCDのオマケストーリーを聞いてしまうとですね…ごにょごにょ(爆)

…とまあ、皆様には大変お見苦しい文章を書いてしまいましたが;
とにかく、その藤崎先生が関わって下さったおかげか、アニメ版「ARIA」の最近2話に対する個人的には微妙だった思いが、一気に晴れ渡ったと言っても良い程、今回の話は私的に最高でした。

では、Aパートの感想に移させてもらいます。

いつもと同じゆったりとした時間に身を任せながらも、灯里達は今日も練習に勤しんでいます。
季節はすっかり秋に衣替えを致しましたが、いつもと変わらない風景・変わらない日常。
私としては変化の無い日常と言うものは愛すべきものであって、穏やかで心落ち着きますし、現代社会に身を置いている者の一人としては、多少羨ましくも思うのですが、しかし藍華はちょっぴり物憂げな様子です。

「なんだかマンネリ…」って、それが全ての作品でそのセリフは言っちゃいけませんよ(笑)
原作とは違い、ちょっぴりやる気の無い藍華が多少気にはなりましたが、今回は良かったので細かい所はカバーしてくれていました。
まあ要するにこれは、藍華の「今の私よりも立派なウンディーネになるために!」という向上心故にでたセリフだと思う事にしましょう(^_^;)
そういう描写もしっかりと描いてくれていましたし。

原作でもそうですが、(個人的には珍しくも、アニメではある意味原作以上だったかもしれません)この場面での藍華の “自分の将来・夢”というものをしっかりと考えている真面目な表情・セリフの描写はとても素敵だと思います。

現状を打破すべく、アリシアさんに相談をした藍華は、自分達が噂していた“グランドマザー”(以下グランマ)その人に実際に会いに行って指導してもらう事に。
と言う訳で、当然見習い仲良し3人組は全員で休みをもらってグランマに会いに行きます。

灯里達がネオ・ヴェネツィアを離れてしまうのは、正直少し寂しいですが、グランマの住んでいる田舎の雄大な景色と秋色に色づく美しい山々の木々の魅力は、ネオ・ヴェネツィアの景色にも負けず劣らず素晴らしいものだと私は思います。

そして何よりアニメならではの魅力として、(当たり前の事なのですが;)フルカラーでこの美しい風景を余す所無く表現して下さった事が、とても嬉しかったです。
しかも今回は、今まで以上に演出的に風景を存分に見せてくれていた気がしたので、いつもよりもその感覚がとても大きく、素晴らしく感じる事ができました。

実際に技術等を指導してもらえるものと、1人張り切っている藍華ですが、グランマはただ生活の手伝いをさせるだけ。
栗拾いに畑仕事にと、灯里達はのんびりと精を出して働きます。
そして、グランマはそんな皆の姿を温かく見守りつつ、何を言うのでも無くただ優しく接するのでした。

原作ではこの場面で、アリスがグランマの優しさに触れて大きく成長するもととなるのですが、アニメでは残念ながら少しだけそのような様子を見せただけでした。
これはアニメと原作でのアリスのキャラクター設定の違いと、アニメ話数の都合上かと思われますが、まあこれでも描写されていない訳じゃないのでOKなのですが、あのエピソードの原作の描写が大好きなので、できればきっちりと原作を再現して欲しかったですね;・・・。
個人的には、今回数少ない不満点でした。

と、Aパートのあらすじをざっと書かせて頂きましたが、

今回は本当に文句無しです。

確かに原作とは季節も違いますし、その部分で変わってしまった事等もありますが、私的には「これはこれで良い!」と思えたので全く問題無いです。
細かい点を挙げれば、原作とのセリフの違いも多少あるにはあったのですが、今までのアニメ版「ARIA」の中でごくたまに見られたような、「(原作では)これは絶対にありえない。言わない。」という様なものではなかったので、個人的には問題無かったと思います。

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     169TB 0   169Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第8話 「その 憂鬱な社長ったら…」 「その イケてるヒーローってば…」 感想

・はじめに

第7話の感想に引き続きまして、今回も辛辣な毒舌ばかりの文章になる事と思います。
苦手な方におかれましては、御覧になられない事を強く推奨致します。

それから、アリア社長ファンの方におかれましても、不快な記事になってしまう恐れがございます。
同じく御覧になられない方が賢明かと思われます。


ではアニメの「ARIA」第8話の感想を書かせて頂きたいと…ずっと前まではそう思っていましたよ、ええ。

アニメが始まる前の私ならば、全話にしっかりと感想を書いてみたい!と強烈に意気込んでいましたからね。
恥ずかしくも、そのためにブログを始めさせて頂いたのも同然だったのですから。

しかし、まさかこの話を持ってこられるとは予想もしていなかったです。
斜め上どころの話ではありません(^_^;)

…って自分、毒吐き過ぎ(-_-;)

では気を取り直してw感想に入らせて頂きたいと思います。
今回はちょっと真面目に書けそうも無いですので、趣向を変えてみました\(^o^)

・「その 憂鬱な社長ったら…」 感想

※あらすじ
アリアカンパニーは大掃除の真っ最中。社長も自ら率先して陣頭指揮を執ろうと張り切っているのですが、残念ながら失敗ばかりしてしまいます;
自分が必要ない存在だと思い込んでしまった社長は、「さがさないで下さい」の置手紙を跡に、家出を決行してしまいました。

そこにアリア社長の可愛さに目をつけた誘拐犯の少女が現れます。
ん!?少女は何やら手に怪しげな物体を隠し持っています!!
アリア社長、でっかいピンチです!!ww

どう見てもケ●ロ軍曹です。
本当にありがとうございました。

…これがやりたかっただけ?
(。_。 )ウン(爆)


と言う訳で、(何が?)佐藤順一監督の心憎いファンサービスが上手く効いていました。
グゥレイト!であります。

そしてアリア社長はマンホームの少女によって拉致され彼女の家族の一員となったのでした。
めでたしめでたし。
…では無く、ちゃんとアリア社長には帰れる場所があるのでした。こんなに嬉しい事は無い。

と、文章をネタで始まりネタで終わらせるだけなのは、あまりにも忍びないのでw、多少真面目な文章を書いておきたいと思います。

私にはネタにしか見えないファンサービス的な話ですが、佐藤順一監督はこういう話になると妙にうまいです。過去の作品でもギャグものと言う訳ではありませんが、明るくノリの良いストーリーでは、その腕を余す事無く発揮していらっしゃいます。

そういう意味で言えば、今回のストーリーは「ARIA」のアニメ史上最も楽しめるストーリーだったとも言えます。なるほどアニメファンの視点から見る事ができれば、恐らくは私もすごく楽しめたのでしょう。元々、佐藤順一監督の作品は好きな作品が多い事ですし。

しかし私にとっては、こと「ARIA」に関して言うのであれば話は別です。

確かに今回の話は原作にもありますし、天野先生はアニメ化する際に、「アリア社長をたくさん活躍させてやって下さい」とコメントされていたようですから、原作者の要望をも兼ね備えた、まさに一石二鳥な話だったともいえるものでしょう。

ですが、ちょっと待って下さい。

私の考え云々以前に、どこの感想サイト様を拝見させて頂いても、「このアニメは全13話では短すぎる。もったいない。」という意見が大半を占めている中で、この話に1話費やした意義は一体どこにあったのですか?

そしてこれは私の意見ですが、これでは大半の原作ファンがそう思っていると予想される、今までの話は“話数が足りないからという理由で、原作の話を強引にくっつけて構成したり、多少原作の雰囲気を損なっている事は仕方が無いですね。大目に見ます。”という考えを、根本から否定している様なものではないですか。

佐藤監督自身も、スターターブックで話の取捨選択には大変苦労した、入れたくても入れられなかった話(私が原作の中でかなり好きなエピソード。「ARIA」3巻“満開の森の桜の下”)もあったと仰っていました。

この際ハッキリいってしまえば、この話をやるくらいならそっちの話を優先させて欲しかったです。
「ARIA」の魅力が満載の好エピソードですし、監督自身もお気に召していらっしゃった様ですから。

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     168TB 0   168Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第7話 「その 素敵なお仕事を…」 感想

第7話は原作「ARIA」5巻“マルガリータ”に、アニメオリジナルエピソードを追加した話という形になりました。

さて感想を書く前に、今回の私の感想記事がどういう方向のものになるのかを皆様にお伝えせねばなりません。
と申し上げましたのは、(まあ、いつもそうなのですが;)今回の私の感想はかなり辛口です。
そういう文章が苦手な方には、恐らくとてもお気に障ってしまうものとなってしまう恐れがあります。
ですので、毒舌な文章が苦手な方には御覧になられない事を強く推奨致します(^_^;)

それでは、感想に入らせて頂きたいと思います。


ではまず、Aパートの感想に入らせて頂く事にします。

今回のAパートなのですが、「完全にアニメオリジナルonlyのストーリー」と言っても、全く差し支えない内容でした。

私個人の意見をハッキリと申し上げさせて頂きますと、オリジナルストーリーを作ろうという心意気は素晴らしいと思うのですが、それはあくまでも原作の雰囲気やキャラクターの性格付け等がしっかりと踏襲されている事が大前提での話であって、「とにかくオリジナルストーリーを作ってしまいさえすれば、話(尺)の時間合わせができるから。」という理由のためだけに作られるべきものでは無いと思うのです。
…残念ながら私には、今回の話のAパートはそのように作られた話の様にしか感じられませんでした(^_^;)

それでは、ここからは私が「何故そう感じてしまったのか?」という理由について考えてみたいと思います。

まず第1に、オリジナルキャラクターである新婚カップルの2人を登場させた価値・意義が、私にはいまひとつ分からなかった事”が挙げられます。

そもそも灯里達の練習風景を話の中心に持って行ってしかるべきはずのストーリーなのに、Aパート丸ごと新婚さんがいちゃついているバカップル話晃さんの実際のお仕事の見学だけにしてしまったせいで、灯里たちに全くスポットが当たっていない事にどうしても納得する事ができませんでした。

私としましては、晃さんは大好きなキャラクターですので、晃さんの活躍を見られた事自体については大変嬉しかったですし、このアニメにしては珍しく?(失礼)いつも駆け足なのに、今回は時間を掛けてキャラクターの魅力を引き出そうとしてくれているなぁと最初は思っていたのですが;続く理由に、最後までそう思えなかった大きな理由がありました。

第2に“「ARIA」の世界にはあまりそぐわない、各キャラクターの不自然な行動”が挙げられます。

・ずっとガイドブックを見っぱなしで、晃さんがそれを諭して止めさせた後はカリカリし続けてちっとも楽しそうじゃない、その上言葉の綾とはいえウンディーネを侮辱した風に受け取れる発言をしてしまったダンナさん。

・ミーハー魂で灯里達の練習の妨害をしようと提案する空気の読めない奥さん。

・原作とキャラクターが違うとしか思えない、自分が直接的にそうしたのではないとはいえ、お客様のガイドブックを海に落としたのにひと言も謝罪の言葉が無い&イジメに近い下手な客いじりをする晃さん。

・ただ相槌を打ったり、笑ったりしているだけで何もしていない仮にも“練習中の見習い”として失格な灯里達。

・いくら猫とはいえ; 仮にも社長という立場なのにお客様に対して迷惑しか掛けていないアリア社長達と、それをたしなめる様子が無い灯里達従業員一同。(アリア社長のもちもちぽんぽんにまぁ社長がかぶりついた事だけは、アリスが止めましたがw)

と大きくみてもほぼ全ての場面に違和感が付きまとってしまう、ハッキリ言ってしまえば史上最悪の改変を受けてしまったように、私には残念ながらも見受けられてしまいました。

何よりも問題なのはキャラクター達の行動が変なせいで、

「ARIA」の持つ最大の魅力である穏やかに流れる心地よい雰囲気の素晴らしさが完全に無くなってしまった事

なのです。

それどころか終始ピリピリしたムードが続くため、ものすごく見ていて気分が落ち着きません。
「ARIA」最大の良さを殺してまでオリジナルにした価値が本当にあったのでしょうか?
…個人的にはとてもそうは思えない内容でした(-_-;)

第3に“晃さんの魅力付けに対しての失敗”が挙げられます。

これについては非常に複雑な問題ではあるのですが、そもそも原作では「なぜ3大妖精という概念が生まれたのか?」「彼女達が3大妖精として皆に崇められる理由、魅力とは?」についてのハッキリとした明確な回答は、現在示されていない状態です。(私は単行本でしか読んでいないため、雑誌の本編では分かりませんが;)

ですが、アニメではそうはいかなかったのか、どうもその「明確な理由」というものが欲しかった様です。

アリシアさんは操舵技術がトップクラスですし、男性人気が高そう。+お得意の「あらあら」(晃さん曰く、小悪魔スマイルw)で人々を和ませそう。

アテナさんには伝家の宝刀“舟謳”(カンツォーネ)がある。

「じゃあ晃さんの最大の魅力って何?」と問われた時に、アニメスタッフ様は苦心の末、「晃さんの性格なら女性人気が高いのではないだろうか?」 「お客様を楽しませるために、多少強引な演出等をやりそう。」という結論に達したようです。

しかし残念な事に、ここに大きな欠点とでも言うべきものが生じてしまいました。

なるほど晃さんの性格でしたら、一種宝塚的と申しますか、女性人気が高いのは然り。頷けます。

しかしもう1つの方の「過剰演出」についてはどうでしょうか?
晃さんというキャラクターは、原作では一見粗野に見えますがその実、人一倍真面目で努力家ですし、後輩思いで厳しくも優しい人柄です。

「お客様に応対する晃さんの姿」というものは、残念ながら原作では描かれてはいませんが、予想では真面目で毅然とした接客をされるのではないかな?と思われます。
もちろん冗談が分からない人ではないので、ユーモアを交えたり楽しい語り口をする事はあると思いますが、お客様を笑いものにする様な、見ていて居た堪れない接客をするとは到底思えません。(あくまで私の意見ではですが)

残念ながらアニメスタッフ様は深い所にまで気を回したあまり、大切なキャラクター設定に置いて失敗と思える事をしてしまった様です。
これでは晃さんがただの乱暴なキャラクターで、もし魅力的には思えない人がいたとしても仕方が無くなってしまった様に、私としては感じてしまいました。


さて、私の文章の方がアニメ本編よりもよっぽど空気を悪くしてしまっているため(笑)、ここら辺で個人的にAパートの良かった点というものを1ヶ所、挙げてみる事にしたいと思います\(^o^)

「もう、今回の話で素晴らしかった所といったらココしかない!」と個人的に思ったのが、晃さんがお客様のために“隠れた名所”とも呼べるマリア像のもとに案内をする場面です。

「ネオ・ヴェネツィアには目立たないけれど素敵なもの、心洗われるものがたくさんあるんですよ。」のセリフは、まさしく「ARIA」の醍醐味ともいえるものを端的に表した、素晴らしい名言だと思います。
アニメならではの流れる音楽の素晴らしさ、そして景色の美しさも手伝って、そういう素敵な事を言える晃さん自身の魅力をも兼ね備えた、今回屈指の名場面であったように私としては思えました(^_^)

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     167TB 0   167Com 2  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第6話 「その 守りたいものに…」 感想

早いもので「ARIA The ANIMATION」も今回で6話となりました。
さて6話ですが、原作の「ARIA」5巻収録“舟謳”と6巻収録“迷子”の2作を1つに纏めた形の話でした。
今回の話ですが大まかなストーリーは、原作に忠実なものとなったようです。

さて結論から先に申し上げてしまいますと、前回かなり酷い文を書いてしまった身なので恥ずかしいのですが;今回は素晴らしく「ARIA」らしいのんびりマッタリとした話だったので、個人的にはかなり良かったです。

まさしくこれが「ARIA」の魅力の真髄だと言わんばかりの秀逸な雰囲気と時間の描写に、すっかり心穏やかになって癒される事ができました\(^o^)/

正直な事を申し上げますと、私の感覚ではいつもオリジナルストーリーや原作との違いなどが、かなり気になってしまう事が多いので、あまり純粋に楽しむ事ができずに、ついもやもやとした気持ちを懐いてしまう事が多いのですが;
今回の話はオリジナル要素も殆ど無く、普通に原作の話を繋げただけのものであったため、個人的には大部分では全く問題になる事が無く、久し振りに純粋に「ARIA」の世界を肌で感じる事ができた思いがしました。


では6話の感想に入らせて頂こうと思うのですが、今回は特に良い言葉が思い付かなかったものでw 多少あらすじを交えながらの、いつもとは違ったアプローチでの考察を交えた感想を、書かせて頂きたいと思いますm(_ _)m

灯里がアリスとの練習をしている場面から物語は始まります。藍華は社員旅行で出掛けているため、その場にはいませんでした(笑)

いつもながらの美しい風景から入ったAパートでしたが、この最初に風景を見せるという演出によって、いつもすんなりと「ARIA」の世界に入り込む事ができる気がします。

その練習中に灯里は素敵な謳声を聴く事になります。
その謳っている人こそが(この時点では灯里は知りませんが)アリスの先輩であり、3大妖精の最後の1人でもあるアテナさんなのですが、
「素敵な謳だね~」という灯里に対して、アリスはどこか浮かない表情です。

その後灯里はアリスと共に、オレンジぷらねっとに向かうのですが、そこでアリスが悩んでいる原因を知る事になります。アリスはペット厳禁の会社の中で、まぁくんという猫を秘密裏に自分の部屋で飼っていたのです。
先輩のアテナと同室のアリスは、何とかアテナに見つからないようにと頑張るのですが…。

一方、灯里はオレンジぷらねっとにお泊りをしていく事に。そこで一見ドジで抜けているようにしか見えないw “素敵な謳をうたっていた人”アテナと知り合い、彼女のさりげない優しさ・思いやりを知る事になります。


※ここからはいつも通りの(^_^; 私のある意味での辛口な文章になるので、苦手な方はご注意下さい。

さて今回の話に限っては、全くと言っていいほど原作通りなので、いつもの様に原作との相違点については触れる事があまり無いのですが、アニメの「ARIA」を全体的に通して見た時に気になる点が一箇所ありました。

一見すると何の違和感も無さそうなストーリーなのですが、私個人の意見としては、アリスの性格がどこか原作と違う気がすると思っていた事の、再認識がこの一連のストーリーで露呈してしまいます(^_^;)

私の考えでは多分、この話はアリスが“まぁくん”の事で悩んでいて、その事をアテナにも言えずにいる自分の不甲斐無さに心沈み、その事への当て付けとして(まあ多少は、普段からどこか頼り無いアテナに対する、不満の様な気持ちもあったのでしょうが;)歌よりも操船技術がどうの、左手のふがいなさがどうのと難癖を付けている(俗に言う八つ当たりに近い感じ)のだと思うのですが、

最初から原作よりもどこか明るくて積極的な印象のアニメ版のアリスが、灯里の恥ずかしさを受けて無敵になったw 今、本当にそんな事で悩むのでしょうか?
(私にはアニメ版のアリスは、その様なキャラに見えているのです;)

むしろアテナさんにまぁくんの事をあっさり話したとしても、何の不思議も無いのでは…?

原作ファンの方ならば御存知の事かとは思いますが、原作ではアリスというキャラクターは、出てきた当初は自分からはあまり積極的に人と関わろうとはしないキャラクターだったのが、灯里達との触れ合いを通して徐々に自分を出していき、その極め付けのエピソードとしてアテナさんの話やまぁくんの話があったからこそ、アリスというキャラクターが一層際立って魅力的に見えたのですが、アリスの性格が原作より積極的な印象が私にはあったので、アリスが今回の話で今更悩み深いキャラになっている事に対する理由付けと、この話をここになって持ってきた事に、個人的にはどうしても疑問を感じざる負えません。

アニメでは話数の関係上仕方が無い事なのですが、灯里達との出会いから今回の話に至るまでの間が物凄く短いので、まさに急変としか思えない変わり様です。

つまり私個人の意見をはっきりと申し挙げてしまいますと、残念ながらアニメの「ARIA」は、“アリスのキャラクター設定(性格付け)に失敗した”か“ストーリー構成に失敗している”様にしか見えないという事です(-_-;)

尤も、何回も言っている様にアニメでは話数自体が少ないため、「このようにしなければならなかった」という最大の理由・原因があるのですが、個人的に本当に惜しい問題点だったので、今回はあえてタブーに踏み込んで苦言を呈してしまいました。御目汚しにしかならなかったとは思いますが、どうか御容赦頂きたいと思います。

まあ今回の話は私の様な原作信者としては、原作準拠の回であまりにも突っ込み所が無い話だったため、この様な文章になってしまったというのも真実ではあるのですが(^^ゞ

逆説的に言えば、それ位今回の話は原作の雰囲気を感じる事ができて良かったです。いつも通りの美しい風景描写も見られましたし、今回の穏やかに流れる時間の演出は、アニメの今までの話の中でも屈指の表現だったと思います。まさに「ARIA」らしい魅力に溢れた回だったのではないでしょうか(^_^)

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     166TB 0   166Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第5話 「その あるはずのない島へ…」 感想

さて、皆さんはもちろん御存知の事かとは思いますが、“ネバーランド”とはジェームス・バリの小説「ピーターパン」に登場する、架空の夢の島の事です。
「ARIA」の原作者である天野こずえ先生は、どうやらピーターパンが大好きなようで、昔に連載されていた「浪漫倶楽部」でもピーターパンを作中に登場させていらっしゃいます。

そして5話なのですが、その実際にはあるはずがない夢の島…の様な場所wを舞台に物語は描かれています。


この話の基となった話は、原作「ARIA」の4巻収録“ネバーランド”なのですが、アニメの「ARIA」にしては珍しく(というか初かな?)原作のひとつの話を1話通して使い、しかもほぼ原作準拠の話となった訳なのですが、結論から先に言ってしまいますと、私的にはBパートはかなり良かったですが、Aパートは今までの中で一番「ARIA」として違和感があった気がしてしまいました(^_^;

と申しますのは、多分Aパートが実質原作の舞台だけを使った、アニメオリジナルのエピソードだったためだと思うのですが、ある意味「ARIA」の世界にスポ根ノリを取り入れた革新的な話wだったので、私的には「ARIA」の世界にはあまりそぐわないものに感じてしまいました。

これは私が原作のファンな事が大きな要因だとは思うのですが「ARIA」らしい穏やかに流れる時間が壊されてしまったような感じを受けてしまい、個人的にあまり楽しむ事ができませんでした
(-_-;)

という訳でここからは、重箱の隅を突く様な感じで心苦しいのですが;原作ファンとして感じた細かい違和感を挙げてみたいと思いますm(_ _)m

まず、初登場の時にも思った事なのですが、アリスのキャラクターに若干の違和感を覚えます。
少なくとも原作のアリスはあそこまで殺伐としたキャラじゃ無かったと思うのですが… サバイバルと聞いて嬉しがる(?)程ではなかったかと。

あと原作では、始めの内はどちらかと言うと、人となるべく係わり合いを持とうとしない内向的な性格だったのが、灯里の性格にあてられてw徐々に打ち解けて心を開いていくのが魅力のキャラだったと思うのですが、アニメでは尺の関係からか、初めから積極的過ぎるキャラになっている気がしてしまいます;

そして私の好きな晃さんなのですが、初登場時にも思いましたが、何か原作よりも数段口うるさく、怖いキャラに変貌してしまっている気がします(-_-;)

少なくとも原作では、あそこまで練習を強制的に「やれ!」というキャラでは無く、どちらかと言うと頼まれて練習を見てあげている、面倒見の良いお姉さん的立場だったと思うのですが;
アニメ版だとまるで宗方コーチ鬼教官を見ているみたいで、少々恐ろし過ぎるキャラになってしまっている気が…^_^;

あとAパート最後の藍華なのですが、普段の藍華ならば灯里が、
「きっと“一緒”っていう所が楽しいんだよね」というセリフを言った瞬間に、恒例のw
「恥ずかしいセリフ禁止!」を発していたと思うのですが、何故か今回は、
「次のセリフが恥ずかしくなりそうだから、先回りで禁止にしておく」になっていました(笑)

これを新しいパターンとして認識できれば良かったのですが、どうにも見ている時には、いつものセリフがなかった所為か、妙に物足りなく感じてしまいました(^_^;)

とまあ、細かい所を指摘してしまうのは、原作信者としてのある意味“業”の様なものでして、もちろん今回のAパートにも「ARIA」らしい素敵な場面はいくつもありました。

まずは冒頭に、幼少時の灯里のエピソードを挿入した事により、物語に深みを持たせる事ができていたのが素晴らしかったです(^_^)
しかもそれがBパートラストへの、ある種の伏線になっていて、見ていて思わず感心してしまうオリジナルエピソードでした。

そして私が何よりも素晴らしいと感じたのは、「ARIA」らしい美しい風景が随所に見られた事でした。

特に灯里がネバーランドへの招待状を貰って、実際にそこに向かう序盤のシーンでは、「ARIA」ならではの素晴らしい眺めと穏やかに流れる空気が描かれていて、見ていてとても心が和みました(^_^)

私的に「ARIA」の素晴らしい所は、何処までも広がる美しい風景と、穏やかで落ち着いた時間と、その圧倒的な世界観・雰囲気だと思うので、それが描かれているのはとても素晴らしく思いました。

個人的意見では、「ARIA」の世界にはあまり相応しくないと思ってしまった箇所が多かったAパートでしたが;その明るい雰囲気は見ていて気持ちが良かったですし、水着回と言っても全くいやらしく感じず、むしろ「ARIA」らしい清々しさを感じる事ができたのはとても嬉しかったですし、素晴らしい場面も多く見受けられた、Aパートだったと思います(^o^)

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     165TB 0   165Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第4話 「その 届かない手紙は…」 感想

さて4話ですが、原作の 「AQUA」 “猫の王国” と 「ARIA」 “空を泳ぐ魚” の設定を使ってはいるものの、ほぼ完全にオリジナルストーリーと言って差し支えない内容でした。


「ARIA The ANIMATION STARTER BOOK」を読んでいた時に、4話でオリジナルストーリーがあると書いてあるのを見て、実は多少不安に思っていた部分があったのですが、全くの杞憂だったようです(^_^)

Aパート前半は、藍華とアリスとの練習や、灯里の買い物の合間の場面等で、「ARIA」の命とも言える美しい風景を丁寧に描写してくれたおかげで、ゆったりと穏やかに流れる時間の雰囲気がすごく良く伝わってきました。

やはり「ARIA」の最大の魅力は、最近のアニメ作品では余り見る事ができない、ゆっくりとした時間の流れと、魅力的なキャラクター達が織り成す心温まるエピソードだと思うので、全編通してその空気が流れていたため、今回の話はその点全く問題無く、良いエピソードだったと思います。

なのですが、原作ファンとしてはつい細かい点が気になってしまうもので;幾つか挙げてみたいと思いますm(_ _)m

実は1番気になった事が、この話の存在を根底から覆す様で忍びないのですが ^_^; 「このエピソードをこの位置に持ってくる意味はあったのだろうか?」と思ってしまった事なのです。

それはなぜかと申しますと、前回でアリスが登場した事で“見習い3人娘”が揃ったのに、その次の話である今回で藍華もアリスも殆ど出番が無かったために、せっかく出したキャラクターの魅力を殺してしまったためです(-_-;)

次回予告を見ると、次は皆で海に遊びに行く話(原作「ARIA」“ネバーランド”)のようでしたから、そっちを先にやった方が話につながりが出ますし、キャラクターの魅力を活かす事ができたような気がしてなりません;

何より、せっかくアリスを出したのですから、もっと藍華との絡みが見たかったです(^_^;)
個人的に、いつもちょっぴり意地っ張りで素直になれないアリスの事を、文句を言いながらも先輩らしく、優しくサポートする藍華の関係がとても好きなので、そのシーンをアリスが登場して以降、今の所まだ見られていないのは非常に残念です(T_T)


さてAパートは、オリジナルのエピソードをうまく展開しつつ、灯里が不思議事件ちょっと変わった体験をする過程を、時間を掛けて丁寧に描いてくれたおかげで、すんなりと話の中に入り込む事ができました。

宛先不明の手紙を郵便屋のおじさんの力を借りてその謎を解いていく様子は、ある種のミステリみたいで面白かったですし、原作とは違った魅力にあふれていて、とても良かったと思います。

Aパート中頃に、アリシアさんとののんびりとした会話シーンを置いて、話を少し和らげた事は、前回に引き続き好感が持てました。こういったちょっと一息吐いた感じの雰囲気は、まさしく「ARIA」らしい場面ですね(^_^)

ウッディーと最初から知り合いだったために、唐突に現れた変人キャラクターにしか見えなかったのは残念でしたがwこれも尺の関係かと思われるので、仕方無いですね;

ウッディー単発かなぁ…?「浪漫倶楽部」の部長ファンとしてはそれだと残念かも(^_^;)

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     164TB 0   164Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第3話 「その 透明な少女と…」 感想

今更気が付いたのですがw、サブタイトルは全部「その ~ …」なんですね(^_^;)

さて今回はとうとうアリスが登場しました。


今回の話は原作「ARIA」の“春一番”と“ため息橋”に、暁さん関連の「AQUA」のエピソードを追加したと言った所でしょうか。

今回はさすがにちょっと、1つ1つのエピソードが駆け足な印象ですね;
私的には(原作ファンとして)“ため息橋”も“春一番”も、「ARIA」らしいのんびりさが顕著に現れた、思い入れ深い話だっただけに、少しだけ残念でした^_^;

OPも今まで通りの手法だったので、多分最後までこのままでしょうね(-_-;)

あと時系列通りで無いため、暁さんがただの変なキャラにしか見えないですね(笑)
できれば「初めてのお客様」のエピソードは、回想で少しだけと言う形で無く、しっかりと描いて欲しかったなぁ…

これらに共通して言える事は、やはり全13話ではこうするより他に方法が無かったんだろうなぁと言う事です。
アニメで尺の問題を言っても始まりませんからね;本当に仕方が無い事だと思います。

さてAパートでは、ついに3人娘のトリを飾るアリスが登場しました。
“ちょっぴり素直じゃない後輩ちゃん”なアリスですが(笑)灯里も言っていましたが、ミドルスクールに通いながら一人前のウンディーネを目指す、とても頑張り屋さんな愛すべきキャラクターです
(^_^)
この3人が揃うと妙にバランスが良いんですよね(^o^)

個人的に今回残念だった事の1つに、まだ藍華とアリスとの絡みが少なかった事があるのですが、(と言うか、Bパート藍華出番無し(T_T))
これからは多分この2人の関係が、大きな見所の1つになると思います。

Aパートで大変興味深かったのが、原作では殆ど全くと言って良い程触れられていない、アリスのスクールでの生活が描かれていた点です。
特に、アリスの友人と思われるオリジナルキャラクターが出て来たのには驚きました。原作では灯里達以外の人との繋がりが、余り描かれていないので(笑)キャラクター設定を深く考察する上で参考になりました(^_^)

そんな彼女ですが、原作では年相応の可愛らしい一面も見せてくれているので、アニメでもそれが描かれる事を願っています(^_^;

Aパート中頃の、灯里と藍華とアリシアさんとのやり取りは、「ARIA」らしくのんびりとした雰囲気で良かったと思います(^_^)
こういうちょっとしたエピソードを真ん中に置くと、話が適度に和んで、落ち着いた時間に浸る事ができるので、「ARIA」の作品の持つ空気に良く溶け込んでマッタリとして良いですね(笑)

アリスに話が戻って、Aパート終盤の暁さんに対して積極的に向かって行くアリスも意外でした。原作では基本的に、(初期のアリスは特に)自分から人と関わろうとしない性格だったので、アニメでは意外と活発なアリスを見る事ができて、アニメならではの新たな一面、と言った印象を受けました。

あとは…アニメでは季節が春じゃなかったので、灯里の
「でっかい春一番だね」が聞けなかったのは寂しかったかなw

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     163TB 0   163Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第2話 「その 特別な日に…」 感想

どうやら、アニメの「ARIA」の基本的な構成は、原作にあるストーリーの2~3話を1話にまとめて、それにオリジナル要素を加えて仕上げる。と言う感じのつくりになっているようですね。
今回の話の元になったのは、原作「AQUA」の“水没の街”と「ARIA」の“水の3大妖精”と言った所でしょうか。


さて第2話ですが、基本的には原作の2つの話をうまく1話にまとめる事ができていたと思います。

ただ細かい点を挙げるとすれば、灯里が1話で「AQUAにきてから2度目の夏」と言っていたのに、アクア・アルタの存在を知らなかったり、晃さんの事や、藍華が姫屋の跡取り娘である事をすでに知っているのに、姫屋の場所を知らなかったりと、設定がちぐはぐな印象を受けました。
(これは私が原作好きだからかもしれませんが)
あと相変わらず、専門用語が出てきても全く説明がなされていないので、原作未読の人にはちょっと不親切なつくりかもしれません。

これら全ての事を含めて思った事が、(1話の時にも書きましたが)
「普通に原作「AQUA」の1話から順に始めていれば問題無かったのに、残念だなぁ」という事です。アニメは13話しかないので、できる事が限られてしまうから、原作の良い話を選りすぐって構成したかったのでしょうが、もう少し順を追って丁寧に作って欲しかったです。
まあ主要キャラクターの殆どが、原作「ARIA」からの登場ですから仕方が無いのかな…。

あと気になったのがOPテーマがセリフと重なってしまい、今のところしっかりと流れていないのですが、これは大きなマイナスだと思います…。せっかく素敵な曲なのですから、きちんと流して欲しいです(-_-;) OPアニメが無さそうな様子を見ると、これからもこの方法で行くのでしょうか?だとするとちょっと残念です。

さてAパートは、相変わらずの美しい風景や、のんびりとした灯里やアリア社長の様子など、随所に「ARIA」らしさが垣間見えました。
原作では全く登場していない(だったはず;)男性ウンディーネと思われるオリジナルキャラを出した点は、原作ファン的に斬新でした。もともと男性比率の少ない作品ですので、アニメならではの面白い試みなのでは無いでしょうか?

個人的に好きなキャラクターである晃さんが登場しましたが、原作よりも段違いに怖かったです
^_^;

もしかしたら原作未読の方には、強烈なインパクトを与えてしまったかもしれませんが、すごく面倒見の良い優しい先輩なのです(笑)
まあこの辺りは、Bパートでお茶目なところも見せていましたから;多分解っては頂けたでしょう。
原作では、晃さんが灯里たちの面倒を見てくれる素敵な話がありますが、アニメで放送してくれる事を願っています(^_^)

More ?     2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     162TB 0   162Com 0  ↑ 

『ARIA The ANIMATION』 第1話 「その 素敵な奇跡を・・・」 感想

ついに…ついに始まりました!!天野先生の作品がアニメになるなんて、浪漫倶楽部を読んでいた小学生の時には、予想だにしませんでした。 もちろん、なったらいいなぁとは思っていましたが。
しかも個人的に好きな佐藤順一監督が手掛けてくれるなんて、灯里のセリフじゃありませんが奇跡みたいです。

…実は発表された当初は、原作の熱狂的ファンだったのもあり、オリジナルキャラが出るとか、ドラマCDとキャストが違う事とか、予告をみて作画が心配になったりとか、色々不安に思っていたのですが(^_^; 全くの杞憂だったようです。 佐藤順一監督は、またひとつ素晴らしい作品を私達に届けて下さいました!!

まず心配していたキャストに関しては、全く問題ありませんでした(^_^) むしろかなりキャラに合っていました。個人的に斎藤千和さんの「恥ずかしいセリフ禁止!」と、大原さやかさんの「あらあら」は、ドラマCDの時と同等かそれ以上に良かったです。作画に関しても全く問題無く、特に背景はかなり綺麗で思わず引き込まれてしまいました。

ただ肝心のお話の方が…灯里がAQUAに来てから1年経っている所(原作ARIAの1話)から物語がスタートするので、話に入り込みにくいです。説明も一切無いのでキャラ同士の関係が見えてこないし、分かりにくい。いきなりキャラが出てきてしゃべってる感じ。視聴者置いてきぼりの感じを受けます。(特に原作未読者にはつらそう)普通に時間軸通りAQUAの1話から始めれば良かったのに。
特にAパートは、ボケキャラの灯里をも凌駕するアイちゃんの、アリスの毒を強化したみたいな凄まじい電波ヘンテコぶりに呆れそうになりました(笑) おかげで灯里がかすんでかすんで(苦笑) なんか違うキャラに見えましたよ(^_^; まあおかげで、アイちゃんのBパートの(心の)変化が際立って見えたから、コレはコレで良かったのかも。


CMあけてBパートは、ARIAの魅力が活かされていてかなり良かったです。原作にもあるじゃがバタの話を使って、うまくアイちゃんを絡めていたと思います。アイちゃんの心境の変化がだんだんと表れていく過程もうまく描けていましたし。何よりも、Aパートを超える背景のクオリティーの高さには、見ていてため息が出てくるほどでした。

ただちょっと不満だったのは、灯里の逆漕ぎがあんまり速そうに見えなかったのと、流されたアリア社長を助けるアリシアさんの場面で、せっかく光り輝く背景と音楽が美しい秀逸な場面が、アリア社長の鳴き声のせいでギャグにしか見えなかった事(苦笑) わざわざあそこでギャグやらんでもいいです。

って言うか分かっていた事ですがアニメになると、マスコットキャラであるアリア社長を動かしたくなるのか、原作以上にアリア社長出張りすぎ。はっきり言ってウザいです。個人的にARIAにギャグはそんなに要らないと思っているので、もうちょっと美しい風景を絡ませた、ゆったりと流れる時間を丁寧に描いて欲しいです。のんびりしたあの独特の雰囲気こそがARIAの命なんですから(^_^)

あとは2話以降もこの作画レベルを保ってくれたら何も文句はありません。まあ全体的にみて、細かい点以外は全て良かったので、次回からも期待して見守っていこうと思います(^_^)

補足:来週は早くも晃さんが登場するようです。アリスは3話以降?

※元は前ブログ2005/10/06のエントリーです。
暇だったので、前ブログで書いた『ARIA The ANIMATION』の感想で、Googleのキャッシュに残っていたものを引っ張ってきました。
正直、今見るとメチャクチャ恥ずかしいのですが、前の私はこんな文章を書いていたのですね。

    2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     161TB 0   161Com 0  ↑ 

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ARIA

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