ARIA’s Blog

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『ARIA The ANIMATION』 第7話 「その 素敵なお仕事を…」 感想

第7話は原作「ARIA」5巻“マルガリータ”に、アニメオリジナルエピソードを追加した話という形になりました。

さて感想を書く前に、今回の私の感想記事がどういう方向のものになるのかを皆様にお伝えせねばなりません。
と申し上げましたのは、(まあ、いつもそうなのですが;)今回の私の感想はかなり辛口です。
そういう文章が苦手な方には、恐らくとてもお気に障ってしまうものとなってしまう恐れがあります。
ですので、毒舌な文章が苦手な方には御覧になられない事を強く推奨致します(^_^;)

それでは、感想に入らせて頂きたいと思います。


ではまず、Aパートの感想に入らせて頂く事にします。

今回のAパートなのですが、「完全にアニメオリジナルonlyのストーリー」と言っても、全く差し支えない内容でした。

私個人の意見をハッキリと申し上げさせて頂きますと、オリジナルストーリーを作ろうという心意気は素晴らしいと思うのですが、それはあくまでも原作の雰囲気やキャラクターの性格付け等がしっかりと踏襲されている事が大前提での話であって、「とにかくオリジナルストーリーを作ってしまいさえすれば、話(尺)の時間合わせができるから。」という理由のためだけに作られるべきものでは無いと思うのです。
…残念ながら私には、今回の話のAパートはそのように作られた話の様にしか感じられませんでした(^_^;)

それでは、ここからは私が「何故そう感じてしまったのか?」という理由について考えてみたいと思います。

まず第1に、オリジナルキャラクターである新婚カップルの2人を登場させた価値・意義が、私にはいまひとつ分からなかった事”が挙げられます。

そもそも灯里達の練習風景を話の中心に持って行ってしかるべきはずのストーリーなのに、Aパート丸ごと新婚さんがいちゃついているバカップル話晃さんの実際のお仕事の見学だけにしてしまったせいで、灯里たちに全くスポットが当たっていない事にどうしても納得する事ができませんでした。

私としましては、晃さんは大好きなキャラクターですので、晃さんの活躍を見られた事自体については大変嬉しかったですし、このアニメにしては珍しく?(失礼)いつも駆け足なのに、今回は時間を掛けてキャラクターの魅力を引き出そうとしてくれているなぁと最初は思っていたのですが;続く理由に、最後までそう思えなかった大きな理由がありました。

第2に“「ARIA」の世界にはあまりそぐわない、各キャラクターの不自然な行動”が挙げられます。

・ずっとガイドブックを見っぱなしで、晃さんがそれを諭して止めさせた後はカリカリし続けてちっとも楽しそうじゃない、その上言葉の綾とはいえウンディーネを侮辱した風に受け取れる発言をしてしまったダンナさん。

・ミーハー魂で灯里達の練習の妨害をしようと提案する空気の読めない奥さん。

・原作とキャラクターが違うとしか思えない、自分が直接的にそうしたのではないとはいえ、お客様のガイドブックを海に落としたのにひと言も謝罪の言葉が無い&イジメに近い下手な客いじりをする晃さん。

・ただ相槌を打ったり、笑ったりしているだけで何もしていない仮にも“練習中の見習い”として失格な灯里達。

・いくら猫とはいえ; 仮にも社長という立場なのにお客様に対して迷惑しか掛けていないアリア社長達と、それをたしなめる様子が無い灯里達従業員一同。(アリア社長のもちもちぽんぽんにまぁ社長がかぶりついた事だけは、アリスが止めましたがw)

と大きくみてもほぼ全ての場面に違和感が付きまとってしまう、ハッキリ言ってしまえば史上最悪の改変を受けてしまったように、私には残念ながらも見受けられてしまいました。

何よりも問題なのはキャラクター達の行動が変なせいで、

「ARIA」の持つ最大の魅力である穏やかに流れる心地よい雰囲気の素晴らしさが完全に無くなってしまった事

なのです。

それどころか終始ピリピリしたムードが続くため、ものすごく見ていて気分が落ち着きません。
「ARIA」最大の良さを殺してまでオリジナルにした価値が本当にあったのでしょうか?
…個人的にはとてもそうは思えない内容でした(-_-;)

第3に“晃さんの魅力付けに対しての失敗”が挙げられます。

これについては非常に複雑な問題ではあるのですが、そもそも原作では「なぜ3大妖精という概念が生まれたのか?」「彼女達が3大妖精として皆に崇められる理由、魅力とは?」についてのハッキリとした明確な回答は、現在示されていない状態です。(私は単行本でしか読んでいないため、雑誌の本編では分かりませんが;)

ですが、アニメではそうはいかなかったのか、どうもその「明確な理由」というものが欲しかった様です。

アリシアさんは操舵技術がトップクラスですし、男性人気が高そう。+お得意の「あらあら」(晃さん曰く、小悪魔スマイルw)で人々を和ませそう。

アテナさんには伝家の宝刀“舟謳”(カンツォーネ)がある。

「じゃあ晃さんの最大の魅力って何?」と問われた時に、アニメスタッフ様は苦心の末、「晃さんの性格なら女性人気が高いのではないだろうか?」 「お客様を楽しませるために、多少強引な演出等をやりそう。」という結論に達したようです。

しかし残念な事に、ここに大きな欠点とでも言うべきものが生じてしまいました。

なるほど晃さんの性格でしたら、一種宝塚的と申しますか、女性人気が高いのは然り。頷けます。

しかしもう1つの方の「過剰演出」についてはどうでしょうか?
晃さんというキャラクターは、原作では一見粗野に見えますがその実、人一倍真面目で努力家ですし、後輩思いで厳しくも優しい人柄です。

「お客様に応対する晃さんの姿」というものは、残念ながら原作では描かれてはいませんが、予想では真面目で毅然とした接客をされるのではないかな?と思われます。
もちろん冗談が分からない人ではないので、ユーモアを交えたり楽しい語り口をする事はあると思いますが、お客様を笑いものにする様な、見ていて居た堪れない接客をするとは到底思えません。(あくまで私の意見ではですが)

残念ながらアニメスタッフ様は深い所にまで気を回したあまり、大切なキャラクター設定に置いて失敗と思える事をしてしまった様です。
これでは晃さんがただの乱暴なキャラクターで、もし魅力的には思えない人がいたとしても仕方が無くなってしまった様に、私としては感じてしまいました。


さて、私の文章の方がアニメ本編よりもよっぽど空気を悪くしてしまっているため(笑)、ここら辺で個人的にAパートの良かった点というものを1ヶ所、挙げてみる事にしたいと思います\(^o^)

「もう、今回の話で素晴らしかった所といったらココしかない!」と個人的に思ったのが、晃さんがお客様のために“隠れた名所”とも呼べるマリア像のもとに案内をする場面です。

「ネオ・ヴェネツィアには目立たないけれど素敵なもの、心洗われるものがたくさんあるんですよ。」のセリフは、まさしく「ARIA」の醍醐味ともいえるものを端的に表した、素晴らしい名言だと思います。
アニメならではの流れる音楽の素晴らしさ、そして景色の美しさも手伝って、そういう素敵な事を言える晃さん自身の魅力をも兼ね備えた、今回屈指の名場面であったように私としては思えました(^_^)

では、Bパートの感想に入らせて頂こうと思います\(^o^)

大まかな部分では原作の内容にほぼ忠実なものとなったBパートですが、Aパートから引き続き、雰囲気は最悪に近いものでした。

とりあえず始めの方は原作通り話が展開されます。
・灯里はゴンドラを漕ぐスピードが遅すぎる事。
・藍華は逆にゴンドラのスピード出し過ぎ。
・アリスはウンディーネにとってスムーズなゴンドラ運行に必須である、“声かけ”の際の声の小ささ。
をそれぞれ弱点として晃さんに指摘されます。

その最中、灯里は他にも偶然会った部長ウッディーに声を掛けてしまい、無駄話をしているとの事で晃さんに叱られてしまいます。

ひとまず、ウッディーが一発キャラでは無く再度登場してくれた事については、浪漫倶楽部の部長ファンな私としては、ウッディーは彼を伝承しているキャラwなので、素直にとても嬉しかったです。
ですが、まあファンサービスに文句言っても仕方が無い事だとは思いますが;さすがに2回も出す必要は無かったと思います。
2回目は何のために出てきたのか分からない上に、流石にしつこく感じてしまいました(^_^;)

で、メインの実地訓練についてなのですが、何よりも真っ先に目に付いてしまったのが、灯里達の練習に使っているゴンドラの色です。

どう見てもプリマ(1人前)にならないと乗る事すら許されない、白いゴンドラを使っています。通常灯里達が使っているのは黒いゴンドラなのですが、当然原作の“マルガリータ”ではその黒いゴンドラで晃さんに指導してもらっています。

恐らくアニメではAパートのストーリーの続きを意識して、晃さんのゴンドラを使用している事になるのでしょうが、前述通り半人前以下は使用を禁じられているはずですし、アニメにもこの設定は流用されている事をスターターブックで確認済みですので、明らかにこれはおかしいと言いますか、絶対にミスです。
う~ん、やってしまいましたね…。これは流石にフォローできないです(-_-;)

それとこれも少し微妙な所なのですが;灯里達シングル(半人前)はプリマが同乗していればお客様を乗せても良い事になっていますが、ペア(見習い)であるアリスはその範疇に収まらないはずですので、これも間違いの様に思えます。

つまりオリジナルキャラクターを強引に出演させてしまったがために、設定に大きな矛盾点が浮き彫りになり過ぎてしまっています。
むしろハッキリ言ってしまえば、矛盾と言うよりも明らかに失敗(ミス)してしまっています。


これならば当然、原作通り晃さんと灯里達3人組だけで話を進めてくれた方が断然良いという事は言うまでも無い事です。あのカップルを出した意味が全く分からないどころか、雰囲気を悪くするだけに留まらず、設定のミスを引き起こす原因にまでなっていて散々です。
「ARIA」として見てもアニメとして見ても、完全に破綻してしまっています。

さて、次に気になった所はアニメ版の晃さんに対する違和感です。
って言うか怖すぎです(汗)

確かに晃さんは原作でも厳しい所のある先輩です。ですが確実に行動には相手に対する温かな思いやり・優しさが裏打ちされています。

しかし残念な事に、私にはアニメ版の晃さんにはその優しさが感じられません。
セリフがキツ過ぎるせいか、声優さんの演技が加わった事による原作とのイメージの違いのせいなのかは分かりませんが、どことなく厳しすぎる気がしてしまいます。

原作での「自分らのミスは自分らでフォローしなさいっ」が、「自分のミスは自分でフォローするんだな」に変わっていたり、「口出し無用。終わるまで黙っていてくれ。」「ハァ、もうすぐ日が暮れるなぁ…。ハネムーンのお客さんもいるのになぁ。」といったセリフ等、ハッキリ言ってキャラ違います。怖すぎです。((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ここ一番、クライマックスでの晃さん最高の名台詞「本気でがんばって反省している人間を叱っても無意味っしょ」が、人間→ヒトになっていてどうにも言葉が軽くなってしまっていたせいで、もう1つ感動する事ができなかったり、うつろねこさんの記事に詳しく載っていますが、座ったと思ったら次の場面では立っていたりと明らかに変な箇所が多く、アニメとしても違和感のある回だった事は正直否めませんでした。

毎度、重箱の隅を突くようで心苦しいのですが;細かい点を挙げさせて頂くと、空気を読んで欲しい所でまぁ社長とアリア社長の寒い行動を必要無いのに挿入したせいで、雰囲気が微妙なものになっていますし、灯里がやたらとしつこく藍華の事を泣き虫呼ばわりしている事で灯里の性格に違和感があったり、ラストで、晃さんにあんなにつっかかっていたダンナが急激に晃さんの良いところを語りだし、藍華のお株を奪ってしまったせいで締まらない終わり方になってしまったりと、まあ原作信者の私には違和感ばかりがつきまとってしまう、残念な結果になってしまった回でした。


で、何で今回はこんなに個人的に駄目だったのか?という事について考えてみたのですが、私的にいつもは原作で特別に好きと言える思い入れのある話がアニメで使われた事が少ないのですが、まさに今回アニメで使われる話の基となった“マルガリータ”は、個人的に原作では屈指の大好きなエピソードだったために、正直期待しすぎていたのではないかなと思います。

その事もあり、フォローというわけではありませんがストーリーとしてはとても面白かったです。矛盾点やオリジナルで改悪された部分等を気にする事がなければ、もしかしたら純粋に楽しめたのではないかなとも思えます。
ですから、原作信者としての自分を捨てる事ができなかった私という存在が、問題だったのかもしれません(-_-;)

いつも述べさせて頂いている事ではありますが、当然全13話という短い期間の中で「ARIA」の魅力を最高に引き出して表現して下さっているスタッフの皆様は素晴らしいと思っていますし、敬意を示しているつもりなのですが、どうにも原作と違う所を見ると過剰反応してしまって、全く恥ずかしい限りです。


次回8話は、原作にもあるアリア社長スペシャルで2本立てです。
偽り無く申し上げますと、このお話を8話でやるという事を全員サービスの原作のタペストリー応募のために買ったブレイド本誌で見た時に、腹を立てて思わず本誌を放った人間ですので;次回の感想も毒の多いダメなものになる可能性大です。
まあ、文才の無い人間なので「ARIA」の記事に関わらずいつもダメな文章ですけれど(^^ゞ

※元は前ブログ2005/11/28のエントリーです。
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    2005/12/28   『ARIA The ANIMATION』 感想     167TB 0   167Com 2  ↑ 

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